古代出雲王陵の丘と日白町、西荒島町に囲まれたト蔵新田(ぼくらしんでん)の日本遺産認定を記念する荒島町民手づくりの演劇『ト蔵孫三郎物語2017』が、12月2日(土)午後1時半から、安来市総合文化ホール アルテピアで上演されます。入場無料。
『ト蔵孫三郎物語2017』は、江戸中期に日白池を埋め立ててト蔵新田を造った孫三郎の偉業を後世に伝えようと、青年協議会を中心に、荒島小学校PTAや荒島地区商工会も協力し実現にこぎつけました。出演するPTAや児童はもとより、衣装や大道具小道具の制作、音響といった裏方スタッフまで地域の人の協力で行います。
当日は、第一部が佐々木弘 さん(前荒島交流センター館長)による講演会『郷土を開発した人 ト蔵孫三郎』と、17年前に孫三郎劇団として演劇を上演した出演者によるパネルディスカッションが行われ、第二部として演劇を公演します。
スタッフのみなさんは、これまで毎週木曜日夜に交流センターに集まって練習や企画会議を重ねてきました。11月23日(祝)にはリハーサルを兼ねて、近くの「荒島ふれあいの郷」で入所するお年寄り約30人を前に慰問公演し、かわいらしい児童たちの熱演に大きな拍手が送られていました=写真。
孫三郎役にはPTA会長の加藤寛通さんが、村長役には大谷淳司校長先生が扮し、児童も子役で出演します。
当日は荒島小学校から送迎バスも運行されます。多くの皆様のご来場をお待ちしています!
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