新聞の超力作ぞろいに、審査員ビックリ!!(11/1更新)

◆このHPをご覧になる皆さんに質問です。

「古墳」と「墳丘墓」の違い、わかりますか?

 

 荒島小学校6年生の皆さんは、1学期に日本の古代史を勉強します。そこで、荒島地区活性化推進協議会では、5月の連休明けに古墳の宝庫ともいうべき荒島地区の墳墓群を自転車に乗って訪ね、学習した成果を夏休み明けまでに新聞紙1ページ(A2サイズ)にまとめる「歴史教室新聞コンクール」を実施しています。

 今年で6回目(通算9回目)を迎え、22日(金)に同校で開かれた審査会には、28点が出品されました。歴史教室専任講師で審査委員長の宍道正年さん、八澤慎一郎校長先生、同協議会から勝部幸治会長ら役員が、現地見学で学んだまとめを基にテーマの選び方、参考書類などを調べる力、見出しや記事、紙面レイアウト、色使いなどポイントに、最優秀賞1点、優秀賞4点、グッドタイトル賞、グッドデザイン賞を選びました。

 今年の特徴として、①弥生後期から古墳時代にかけ荒島が最も輝いた時代の「古墳」と「墳丘墓」の違いを、分かり易く伝える紙面が多かった②年を追って、イラストや出土品などをカラフルで丁寧に描き見せる紙面づくりが浸透してきた点で、宍道委員長も「超力作ぞろい!! 全体のレベル向上が著しいことに感心した。荒島っ子の学習習熟度が高まり、うれしい限りですね」と、べた褒めでした。

 審査結果は11月6~7日に荒島交流センターで開かれる「あらしまふるさとまつり」会場で発表し、最優秀賞1点、優秀賞4点を展示します。

◆質問の答え◆豪族の墓でも、弥生時代は「墓」、「墳丘墓」(例/仲仙寺9号墓や宮山4号墓などの四隅突出型墳丘墓を含む)と呼び、次の古墳時代になると「古墳」(例/造山1号墳や大成古墳など)と呼びます。