2年ぶり開催 盛況の「歳末あらしま市」(1/5更新)

 コロナ禍により2年ぶりとなった年末恒例の「歳末あらしま市」が12月29日朝、JR荒島駅駐輪場で開かれ、多くの町民が正月用品を買い求めていました。

 この日は早朝から時折小雨がぱらつく空模様にもかかわらず、午前8時半の開店前から町内のお客さんが次々と来場し、お目当ての品を物色。今年は人気の荒島沖中海で栽培されている赤貝が、夏場の多雨による塩分濃度の低下により生育が遅れたことから、出店を見合わせました。代わって、地元の若い農家が栽培した新鮮なイチゴやベニハルカの焼き芋、原木しいたけ、さらにしめ飾りや花などがずらりと並び、10数分で完売する品も。

 主催した荒島地区活性化推進協議会と交流センターでは、受付時に住所氏名、連絡先を記入してもらい、検温と手の消毒、マスク着用を呼びかけたほか、初の試みとして各店からプレゼントもあるお楽しみ抽選会も実施し好評でした。

 

歳末あらしま市準備(12/16更新)

恒例となりました『歳末あらしま市』を、12月29日(水)朝8時30分から、JR荒島駅駐輪場で開きます。

これに先駆け、12日(日)には荒島地区活性化推進協議会駅部会員10人が、新調した横断幕(横5メートル、縦0.9メートル)=写真=を駅前に1時間がかりで設置。併せて「あらしま市」ののぼり旗も荒島地区各地に立て、開催をアピールしました。

『歳末あらしま市』には、しめ縄や花、鮮魚など迎春準備品をはじめ、梨やいちご、焼き芋、さらに今年新たに亀治米やきのこなど地元の特産品も販売します。

 さらに、会場入り口では、来場者にくじを引いていただき、当選者にはお店から景品をプレゼントするお楽しみ抽選会もあります。

なお、マスクの着用と受付で消毒、検温をお願いします。駐車場が少ないため、お近くの方は徒歩か自転車などでおお越し願います。

皆さま、お誘い合わせの上お出かけ下さい。たくさんのご来場をお待ちしています。

 

河津桜の苗木移植 王陵の丘(11/23更新)

 荒島地区活性化推進協議会では21日(日)、春の訪れをいち早く知らせる桜として知られる河津(かわづ)桜(ざくら)の苗木を、古代出雲王陵の丘に移植しました。

この日は朝7時から、町民有志約50人が王陵の丘駐車場に集合。手に手に鎌や鍬を持ち、北向き斜面に植えてあるツツジの林に分け入り、ツルなどを刈り取る作業に汗を流しました。その後、同協議会古墳公園部(本田正廣部長)の10人が、頂上広場下の正面登山道脇や3号墳までの散策路沿いで深さ30センチほどの穴を掘り、高さ1メートルほどの苗木10本を植栽していきました。

4,5年もすれば、3月過ぎから濃く明るいピンク色の花を咲かせ、見学者の目を楽しませてくれることでしょう。一年中花を楽しめる王陵の丘づくりが、一歩ずつ進んでいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河津桜の苗木を植栽する勝部幸治会長(左)ら

新聞の超力作ぞろいに、審査員ビックリ!!(11/1更新)

◆このHPをご覧になる皆さんに質問です。

「古墳」と「墳丘墓」の違い、わかりますか?

 

 荒島小学校6年生の皆さんは、1学期に日本の古代史を勉強します。そこで、荒島地区活性化推進協議会では、5月の連休明けに古墳の宝庫ともいうべき荒島地区の墳墓群を自転車に乗って訪ね、学習した成果を夏休み明けまでに新聞紙1ページ(A2サイズ)にまとめる「歴史教室新聞コンクール」を実施しています。

 今年で6回目(通算9回目)を迎え、22日(金)に同校で開かれた審査会には、28点が出品されました。歴史教室専任講師で審査委員長の宍道正年さん、八澤慎一郎校長先生、同協議会から勝部幸治会長ら役員が、現地見学で学んだまとめを基にテーマの選び方、参考書類などを調べる力、見出しや記事、紙面レイアウト、色使いなどポイントに、最優秀賞1点、優秀賞4点、グッドタイトル賞、グッドデザイン賞を選びました。

 今年の特徴として、①弥生後期から古墳時代にかけ荒島が最も輝いた時代の「古墳」と「墳丘墓」の違いを、分かり易く伝える紙面が多かった②年を追って、イラストや出土品などをカラフルで丁寧に描き見せる紙面づくりが浸透してきた点で、宍道委員長も「超力作ぞろい!! 全体のレベル向上が著しいことに感心した。荒島っ子の学習習熟度が高まり、うれしい限りですね」と、べた褒めでした。

 審査結果は11月6~7日に荒島交流センターで開かれる「あらしまふるさとまつり」会場で発表し、最優秀賞1点、優秀賞4点を展示します。

◆質問の答え◆豪族の墓でも、弥生時代は「墓」、「墳丘墓」(例/仲仙寺9号墓や宮山4号墓などの四隅突出型墳丘墓を含む)と呼び、次の古墳時代になると「古墳」(例/造山1号墳や大成古墳など)と呼びます。

 

2021健康ウォーク中止のお知らせ(9/13)

 10月3(日)に開催を計画していました『古代出雲王陵の丘健康ウオーク』は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参加される約500人の皆様及びスタッフの健康や安全面などを最優先に考え、中止させていただきます。

 開催を楽しみにされていた皆様にお詫び申し上げますとともに、ご理解をいただきますようお願いいたします。

 コロナ禍が一日も早く終息し、来年こそ開催できることを願っています。これからもご支援ご協力をお願い申し上げます。

王陵の丘つつじ祭り中止のお知らせ(4/8更新)

5月2日(日)に予定していました「第10回古代出雲王陵の丘つつじ祭り」は、新型コロナウイルス感染症が拡大しており、昨年に続き、中止いたします。

王陵の丘 桜満開!!(3/29更新)

 このところの暖かな日に誘われるかのように、古代出雲王陵の丘での、300本余りの桜も満開です。今週いっぱいは天気予報もマーク。しばらくは満開の桜と花吹雪が楽しめそうですよ。 

  29日(月)は、西寄りの強風で中海も白波が立ち、加えて島根半島もかすんで見えないくらいの黄砂に見舞われました。強風にあおられ、薄いピンク色に染まった花びらたちが、どこかあはれに感じました。 

頂上近くに新設された花壇は、ピンクと白色のシバザクラが見ごろを迎えています。

 

王陵の丘開花宣言! (3/21更新)

 このところの暖かさに誘われ、古代出雲王陵の丘の標準木である頂上の吹き流し西側にあるソメイヨシノが18日、例年より1週間から10日も早く開花しました。

 今年は渡り鳥による花芽の食害もなく、300本余りの桜は見事な花が期待されており、満開は25日ごろになりそうです。

 駐車場からの正面登山道には夜間照明9基も取り付けられ、夜9時まで夜桜を楽しんでいただけます。

 さらに頂上手前の斜面に植えられた芝桜もピンク色の花を咲かせ始め、コブシもまもなく咲くことでしょう。

 コロナ禍で気持ちがふさぎ込みがちな毎日ですが、たまには王陵の丘へお花見に出かけませんか。

安来三中生徒による清掃ボランティア実施(10/23更新)

 安来三中生徒有志がこのほど、荒島駅駅舎と荒島交流センターで清掃奉仕活動に汗を流しました。

 例年、生徒の皆さんは荒島地区での様々なイベントでボランティア活動をしてくれています。しかし、今年はコロナ感染拡大防止により大半のイベントが中止となったことで活動する場がありませんでした。希少な機会となりましたが、自発的に参加してくれました。

 このうち、荒島地区活性化推進協議会が安来市から指定管理業務を受託しているJR荒島駅駅舎・自転車駐輪場の清掃には、3年生男女生徒さん14人が参加。

 開始式には、安来駅から清水久年駅長さんも駆けつけ、お礼を述べました。

 男子は雑巾やワイパーを使い駅舎内外の窓ガラス拭きを、女子は駐輪場の掃き掃除と1時間がかりで活動。増田望海君は「休日に遊びに行くのに列車に乗るので、感謝の気持ちを込めて掃除した」と話していました。

 明治41年(1908年)11月8日に開業以来、今年112年を迎える荒島駅。これからも通勤通学観光の拠点、住民の居場所として、皆さんに愛され親しまれる荒島駅に!!

 

荒島小3年生ナシの収穫体験(9/25更新)

 9月23日(水)に荒島小学校3年生21人が校区の久白町で特産20世紀ナシの収穫体験を行いました。

 「一日も早くコロナのない世界が来ますように~」との願いを込め『コロ梨』と名付けた梨も栽培する板持浩二さん方の梨畑に出かけ、板持さんから「出雲弁で言うと『たんぺ』(お尻)を持って、上に持ち上げるように」とアドバイスを受けたのち、樹齢30年ほどの木からたわわに実った20世紀ナシをひとり5個ずつもぎ取っていきました。

 この体験学習は、荒島地区活性化推進協議会の小学校地域学習支援の一環として長年続いており、今年児童たちは花粉付け(4月)、小袋かけ(5月)大袋かけ(6月)に続き4回この梨畑に出かけ、梨の栽培を体験、学習のまとめを書くことにしています。

板持浩二さん(左)の指導で20世紀梨の収穫を体験する荒島小3年生